中西 和  vol.3  “冬”

2021.1.29

中西 和 vol.3 “冬”

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中西和先生からのプライベートメッセージ

18.19才の頃に、幸せはタダで出揃っていると思った。
風に揺れる草、咲きほこる桜、落葉を踏みしめる感触やその音。
最も幸福だと思えることは、みんな与えられているものばかりだ。
努力を要するとしたら、その場に行ってちょっと感覚を澄ますというぐらいなものだけ。
大きな目標や達成したいものはないのだけれど、明日したいという仕事があり、そういう日々がつながっていくということが幸せだと思う。

中西 和

5_展示の様子
1_作品
2_額入り
3_分割1
4_分割2
6_ななめ
7_アップ1
8_アップ2
9_額アップ
5_展示の様子
1_作品
2_額入り
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6_ななめ
7_アップ1
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9_額アップ

中西和作品01
水仙図

技法     洗い出し
制作年    2021年
作品サイズ  30cm×15cm
額寸     43cm×29cm×厚み4cm
備考     落款、ともシール有
SOLD

「外出自粛の折、取材もなかなか叶いません。自宅とアトリエの庭をウロウロしている私をなぐさめてくれたのは、白や黄の水仙でした。地面近くにしゃがみこんで眺めた姿です」

優しさの中に凛としたものを感じる作品。

3_展示の様子
1_作品
2_額入り
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7_額アップ
3_展示の様子
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中西和作品02
水仙図

技法     洗い出し
制作年    2021年
作品サイズ  18cm×14cm
額寸     31cm×27cm×厚み4cm
備考     落款、ともシール有
SOLD

花の向こう側の世界を想像させてくれる作品。

3_展示の様子
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4_ななめ
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7_額アップ
3_展示の様子
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4_ななめ
5_アップ1
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7_額アップ

中西和作品03
水仙図

技法     洗い出し
制作年    2021年
作品サイズ  16cm×22.7cm
額寸     29cm×35.8cm×厚み4cm
備考     落款、ともシール有
価格     ¥220.000(税込価格¥242.000)※額代込みのお値段です

花の香と共に土の香も漂ってくる様な楽しげな作品。

3_展示の様子
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7_額アップ
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中西和作品04
水仙図

技法     洗い出し
制作年    2021年
作品サイズ  15cm×15cm
額寸     28cm×28cm×厚み4cm
備考     落款、ともシール有
価格     ¥150.000(税込価格¥165.000)※額代込みのお値段です

淡いグリーンの空気感が黄色い水仙の花を優しく包み込んでいる作品。

3_展示の様子
1_作品
2_額入り
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7_額アップ
3_展示の様子
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4_ななめ
5_アップ1
6_アップ2
7_額アップ

中西和作品05
水仙図

技法     洗い出し
制作年    2021年
作品サイズ  15cm×15cm
額寸     28cm×28cm×厚み4cm
備考     落款、ともシール有
SOLD

蕾が咲く瞬間を待ち遠しくさせてくれる作品。

3_展示の様子
1_作品
2_額入り
4_ななめ
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6_アップ2
7_額アップ
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中西和作品06

技法     洗い出し
制作年    2013年
作品サイズ  26cm×21cm
額寸     35.2cm×30.2cm×厚み5cm
備考     落款、ともシール有
価格     ¥320.000(税込価格¥352.000)※額代込みのお値段です

「粥を描くのは何か特別な考えがあってのことではありません。ただ、美しいな、描いてみたい、というだけです。特に新米を粥に炊き上げた時、重湯の中に少しほどけた米粒のある様は、清々しい食べ物だなぁといつも思います」

3_展示の様子
1_作品
2_額入り
4_ななめ
5_アップ
6_額アップ
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中西和作品07
冬籠り

技法     洗い出し
制作年    2021年
作品サイズ  30cm×30cm
額寸     45cm×45cm×厚み4cm
備考     落款、ともシール有
価格     ¥500.000(税込価格¥550.000)※額代込みのお値段です

「与謝蕪村に10句ほど”冬ごもり”を読んだものがあります。どれも大好きなものです。冬の寒い日、蕪村が背を丸めて火鉢ににじりよって、炭の火を眺めている姿を想い浮かべて描きました」

桃源の路次の細さよ冬ごもり
冬ごもり妻にも子にもかくれん坊

5_展示の様子
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中西和作品08
小春日

技法     洗い出し
制作年    2021年
作品サイズ  35cm×35cm
額寸     50cm×50cm×厚み4cm
備考     落款、ともシール有
SOLD

「晴れた冬の朝、散歩に出かけこの赤実を一杯つけた木に出会いました。体の芯がほのあたたかくなってくるようで、この気分を描いてみたいと思ったのです」

ピラカンサはこの時期、枝をしならせるほど果実を実らせ、初夏には真っ白な花を咲かせます。
冬の時期の華やかな作品。


◆ 編集後記 ◆

とても好きなからすうりの作品があるとお聞きし、強烈に「見たい」とお願いし、撮影させて頂きました。


「何故、そんなにもこのお作品が好きなのですか?」
「作品の良し悪しではなく、あくまでも何か好きなんだなぁ。あるときに経験した冬の陽差しの美しさと、その暖かさを呼び起こす何かが上手くでているのかもしれないですね」

先生の楽しいお話に引き込まれて、あっという間に時間が経ってしまいした。
暖かいお部屋で、先生と奥様の手作りフルーツサンドと淹れたてのコーヒーを頂きました。
美味しすぎて、美味しすぎて♥♥♥
本当にありがとうございました。

アトリエからこんにちは 中西和 vol.1 “夏” 2020年7月

アトリエからこんにちは 中西和 vol.2 “秋” 2020年11月

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