中西和先生からのプライベートメッセージ
18.19才の頃に、幸せはタダで出揃っていると思った。
風に揺れる草、咲きほこる桜、落葉を踏みしめる感触やその音。
最も幸福だと思えることは、みんな与えられているものばかりだ。
努力を要するとしたら、その場に行ってちょっと感覚を澄ますというぐらいなものだけ。
大きな目標や達成したいものはないのだけれど、明日したいという仕事があり、そういう日々がつながっていくということが幸せだと思う。
中西 和
中西和作品01
水仙図
技法 洗い出し
制作年 2021年
作品サイズ 30cm×15cm
額寸 43cm×29cm×厚み4cm
備考 落款、ともシール有
SOLD
「外出自粛の折、取材もなかなか叶いません。自宅とアトリエの庭をウロウロしている私をなぐさめてくれたのは、白や黄の水仙でした。地面近くにしゃがみこんで眺めた姿です」
優しさの中に凛としたものを感じる作品。
中西和作品02
水仙図
技法 洗い出し
制作年 2021年
作品サイズ 18cm×14cm
額寸 31cm×27cm×厚み4cm
備考 落款、ともシール有
SOLD
花の向こう側の世界を想像させてくれる作品。
中西和作品03
水仙図
技法 洗い出し
制作年 2021年
作品サイズ 16cm×22.7cm
額寸 29cm×35.8cm×厚み4cm
備考 落款、ともシール有
価格 ¥220.000(税込価格¥242.000)※額代込みのお値段です
花の香と共に土の香も漂ってくる様な楽しげな作品。
中西和作品04
水仙図
技法 洗い出し
制作年 2021年
作品サイズ 15cm×15cm
額寸 28cm×28cm×厚み4cm
備考 落款、ともシール有
価格 ¥150.000(税込価格¥165.000)※額代込みのお値段です
淡いグリーンの空気感が黄色い水仙の花を優しく包み込んでいる作品。
中西和作品05
水仙図
技法 洗い出し
制作年 2021年
作品サイズ 15cm×15cm
額寸 28cm×28cm×厚み4cm
備考 落款、ともシール有
SOLD
蕾が咲く瞬間を待ち遠しくさせてくれる作品。
中西和作品06
粥
技法 洗い出し
制作年 2013年
作品サイズ 26cm×21cm
額寸 35.2cm×30.2cm×厚み5cm
備考 落款、ともシール有
価格 ¥320.000(税込価格¥352.000)※額代込みのお値段です
「粥を描くのは何か特別な考えがあってのことではありません。ただ、美しいな、描いてみたい、というだけです。特に新米を粥に炊き上げた時、重湯の中に少しほどけた米粒のある様は、清々しい食べ物だなぁといつも思います」
中西和作品07
冬籠り
技法 洗い出し
制作年 2021年
作品サイズ 30cm×30cm
額寸 45cm×45cm×厚み4cm
備考 落款、ともシール有
価格 ¥500.000(税込価格¥550.000)※額代込みのお値段です
「与謝蕪村に10句ほど”冬ごもり”を読んだものがあります。どれも大好きなものです。冬の寒い日、蕪村が背を丸めて火鉢ににじりよって、炭の火を眺めている姿を想い浮かべて描きました」
桃源の路次の細さよ冬ごもり
冬ごもり妻にも子にもかくれん坊
中西和作品08
小春日
技法 洗い出し
制作年 2021年
作品サイズ 35cm×35cm
額寸 50cm×50cm×厚み4cm
備考 落款、ともシール有
SOLD
「晴れた冬の朝、散歩に出かけこの赤実を一杯つけた木に出会いました。体の芯がほのあたたかくなってくるようで、この気分を描いてみたいと思ったのです」
ピラカンサはこの時期、枝をしならせるほど果実を実らせ、初夏には真っ白な花を咲かせます。
冬の時期の華やかな作品。
◆ 編集後記 ◆
とても好きなからすうりの作品があるとお聞きし、強烈に「見たい」とお願いし、撮影させて頂きました。
「何故、そんなにもこのお作品が好きなのですか?」
「作品の良し悪しではなく、あくまでも何か好きなんだなぁ。あるときに経験した冬の陽差しの美しさと、その暖かさを呼び起こす何かが上手くでているのかもしれないですね」
先生の楽しいお話に引き込まれて、あっという間に時間が経ってしまいした。
暖かいお部屋で、先生と奥様の手作りフルーツサンドと淹れたてのコーヒーを頂きました。
美味しすぎて、美味しすぎて♥♥♥
本当にありがとうございました。
アトリエからこんにちは 中西和 vol.1 “夏” 2020年7月
アトリエからこんにちは 中西和 vol.2 “秋” 2020年11月