田中 みぎわ  vol.2 “月と太陽”

2023.2.26

田中 みぎわ vol.2 “月と太陽”

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田中みぎわ先生からのプライベートメッセージ

自然がわたしを通り抜けて、絵が生まれてくれます。
あなたに絵をみていただけることで、大地に染みた雨が水蒸気になり、やがてまた天に帰るように、
全体とのつながりを感じることができます。
あなたは私にとっての奇跡です。
日々の励みをいただき、本当にありがとうございます。

田中みぎわ

月のシリーズ

6_展示の様子
1_作品
2_額イメージ
3_分割上
4_分割中
5_分割下
7_アップ1
8_アップ2
9_アップ3
6_展示の様子
1_作品
2_額イメージ
3_分割上
4_分割中
5_分割下
7_アップ1
8_アップ2
9_アップ3

田中みぎわ 作品01
月の道

技法     墨、胡粉/雲肌麻紙
制作年    2019年
作品サイズ  148cm×40cm
額寸     現状仮額
備考     ともシール有
価格     ¥740.000(税込価格¥814.000)※額代込みのお値段です

【額装について】
当社推奨額装にて制作致します。
額およびマットの色は、お選びいただけます。
推奨額装以外でご希望の場合、別途お見積にて制作致します。お気軽にご相談下さい。

 

「霧島連山の裾野に広がる、えびの市に、ゆったりと広く流れる川内川。
夜の水音に誘われ、宵闇に紛れて、ひとり水辺を彷徨い歩いて行く。
山あいから、その金色の輝きをのぞかせた十六夜の月は、すでに右上がりに高きへのぼり、あたりを煌々と照らし出す。
その光は、霧がかった川面に、光が散りばめられたようなさざ波をたて、瞬く間に、一本の月の道を映し出す」

滲み留めを施した雲肌麻紙を活かして、紙の表面に水たまりを作り、風が起こりさざ波が立つように、みなもを左右に揺らしながら描いた作品。

5_椅子とテーブル
1_作品のみ
2_額入りイメージ
3_画面右
4_画面左
7_作品アップ1
8_作品アップ2
9_作品アップ3
10_アトリエにて
5_椅子とテーブル
1_作品のみ
2_額入りイメージ
3_画面右
4_画面左
7_作品アップ1
8_作品アップ2
9_作品アップ3
10_アトリエにて

田中みぎわ 作品02
月夜野原

技法     墨、胡粉/石州半紙稀
制作年    2017年
作品サイズ  17.5cm×25cm
額寸     現状仮額
備考     ともシール有
SOLD

【額装について】
当社推奨額装にて制作致します。
額およびマットの色は、お選びいただけます。
推奨額装以外でご希望の場合、別途お見積にて制作致します。お気軽にご相談下さい。

 

「山奥の森に囲まれた、小さな鏡。美しい夜空を映しだす。
青く染まる懐に、ひっそりと月が抱かれる。
ここに帰ると、迎え入れられるような、両手を開いて抱きとめられるような感じがする。
魚の跳ねる音。湖に響き渡る、夜の鳥の声。
動物たちも、夜長の月の話を聴いているのかもしれない」

山深い湖のほとりで描いた作品。

5_展示の様子
1_作品
2_額イメージ
3_分割左
4_分割右
6_アップ1
7_アップ2
5_展示の様子
1_作品
2_額イメージ
3_分割左
4_分割右
6_アップ1
7_アップ2

田中みぎわ 作品03
旅人のこころ

技法     墨、胡粉/石州半紙稀
制作年    2016年
作品サイズ  17.5cm×25cm
額寸     現状仮額
備考     ともシール有
SOLD

【額装について】
当社推奨額装にて制作致します。
額およびマットの色は、お選びいただけます。
推奨額装以外でご希望の場合、別途お見積にて制作致します。お気軽にご相談下さい。

 

「月の光はやさしく、世界の隅々までを照らす光だ。
放たれたその光は、やわらかに、大気へ散りばめられていき、山野、湖、人の心に降り注ぐ。
ああ、今夜の私はお月さまの光を心いっぱいに浴びて、やさしく慈しみある光に、心いっぱいに満たされている」

石州半紙の滲みを活かし、月のやわらかい光を描いた。

5_展示の様子
1_作品
2_額イメージ
3_分割1
4_分割2
6_アップ
アップ
5_展示の様子
1_作品
2_額イメージ
3_分割1
4_分割2
6_アップ
アップ

田中みぎわ 作品04
金星の旋律

技法     墨、胡粉/悠久紙
制作年    2020年
作品サイズ  13cm×31.5cm
額寸     現状仮額
備考     ともシール有
価格     ¥140.000(税込価格¥154.000)※額代込みのお値段です

【額装について】
当社推奨額装にて制作致します。
額およびマットの色は、お選びいただけます。
推奨額装以外でご希望の場合、別途お見積にて制作致します。お気軽にご相談下さい。

 

「澄んだ空に輝く、宵のひとつ星。
わたしたちの心のうちを、その小さな音色でそっと照らしておくれ。
闇に光を灯してほしい。そしてその小さくとも輝かしい光は、やがてわたしたちを導く大きな星となる」

西伊豆の港にて、金星がゆっくりと沈みゆくのを描いた作品。悠久紙の端(みみ)はそのままに。音色が絵の枠を越えて広がるように。ちり紙の細い楮皮を星のようにみたて、裏打ちと背景紙に使用している。

太陽のシリーズ

5_展示の様子
1_作品
2_額装イメージ
3_分割左
4_分割右
6_アップ1
7_アップ2
8_アトリエにて
5_展示の様子
1_作品
2_額装イメージ
3_分割左
4_分割右
6_アップ1
7_アップ2
8_アトリエにて

田中みぎわ 作品05
シルサヤ

技法     墨、胡粉/石州半紙稀
制作年    2019年
作品サイズ  25cm×35cm
額寸     現状仮額
備考     ともシール有
価格     ¥230.000(税込価格¥253.000)※額代込みのお値段です

【額装について】
当社推奨額装にて制作致します。
額およびマットの色は、お選びいただけます。
推奨額装以外でご希望の場合、別途お見積にて制作致します。お気軽にご相談下さい。

 

「あれは幸せの白い鳥だ。どうして気づかなかったんだろう?
空の上で、おぼろげにその姿を現した。
どうして思い出さなかったんだろう? でも見ようとしなかったんだ。
いま、見ようとしている。空に浮かぶ、おぼろげな雲のような姿を。
儚いその姿を、今捉えようとしている。
心の中に天国がある。それは澄んだ鏡の海。
どこまでも遠くとこしえに広がっていく。
目を閉じればいま、ここに感じることができる」

5_展示の様子
1_作品
2_額イメージ
3_分割1
4_分割2
6_アップ
7_アップ
5_展示の様子
1_作品
2_額イメージ
3_分割1
4_分割2
6_アップ
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田中みぎわ 作品06
白南風 (しらはえ)

技法     墨、胡粉/石州半紙稀
制作年    2020年
作品サイズ  12.5cm×35cm
額寸     現状仮額
備考     ともシール有
SOLD

【額装について】
当社推奨額装にて制作致します。
額およびマットの色は、お選びいただけます。
推奨額装以外でご希望の場合、別途お見積にて制作致します。お気軽にご相談下さい。

 

「太陽が地平線に現れるそのまたたきに、透明な夕暮れの透き通ったそらに溶けるとき、私たちは時間を失い、永遠に続く扉へと導かれる」

5_展示の様子
1_作品
2_額入りイメージ
3_画面分割_右_
4_画面分割_左
6_アップ
7_アップ
5_展示の様子
1_作品
2_額入りイメージ
3_画面分割_右_
4_画面分割_左
6_アップ
7_アップ

田中みぎわ 作品07
わだつみのうた

技法     墨、胡粉/石州半紙稀
制作年    2019年
作品サイズ  25cm×35cm
額寸     現状仮額
備考     ともシール有
価格     ¥230.000(税込価格¥253.000)※額代込みのお値段です

【額装について】
当社推奨額装にて制作致します。
額およびマットの色は、お選びいただけます。
推奨額装以外でご希望の場合、別途お見積にて制作致します。お気軽にご相談下さい。

 

「風は語る、海は唄う。自然は宇宙のリズムを知っている。
星の旋律を聴き、それにあわせて奏でている。
その音に耳を傾けるとき、いつしかその森羅万象のリズムに、からだ中がすくわれていく。
振動が心身に響きわたり、永遠への扉がひらきはじめる」

 

◆ 編集後記 ◆


インタビューの後、「おつかれさま!みなさん、どうぞ!」と、ご主人の陶芸家・中田太陽先生がお手製の焼きたてのフォカッチャ(!)でおもてなし下さいました。お皿は太陽先生の作品です。晴々とした足柄の景色をながめつつ、夢のように美味しいフォカッチャと幸せのおすそ分けを頂きました。ご馳走さまでございました!

アトリエからこんにちは 田中みぎわ vol.1 “原点” 2020年6月

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