平松 礼二
Hiramatsu Reiji
1965年、愛知大学卒業。横山操に憧れて画家を志し、氏が所属していた青龍社に高校在学中から出品、入選を重ねる。青龍社解散後は創画会を経て無所属で作品を発表。1989年、山種美術館賞展大賞受賞。2000年より11年間「文藝春秋」の表紙画担当。2006年、町立湯河原美術館に平松礼二館が開館。2013年、フランス公立ジヴェルニー印象派美術館が、「平松礼ニ・睡蓮の池 モネヘのオマージュ」展を開催。タブロー、ドローイングを60点収蔵。2014年、ドイツ・ベルリン国立アジア美術館で展覧会開催。2015年、MOA美術館における「燕子花と紅白梅 光琳アート 光琳と現代美術」展に招待出品。2018年、日仏修好通商条約締結160周年記念事業である“ジャポニスム2018”のフランス側企画の一環として、フランス公立ジヴェルニー印象派美術館にて「HIRAMATSU À GIVERNY」展開催。2019年3月、ゆりかもめ新橋駅コンコースに大型ステンドグラス完成(原画・監修)。2021年フランス共和国芸術文化勲章シュバリエ受章。2024年、全長90mの14点からなる屏風連作「睡蓮交響曲」がフランス公立ジヴェルニー印象派美術館に収蔵。
輝く絢爛豪華な装飾的画面と、静寂で宗教性に満ちた精神的画面を創出。日本画の可能性を追求する大胆で斬新な試みに、精力的なアプローチを続けている。夢幻的、物語的な詩情、どこか懐かしく、人を惹きつける強い魅力を持つ無限空間の美。
公立ジヴェルニー印象派美術館(仏)、高雄市立美術館(台湾)、町立湯河原美術館、東京都美術館、
東京都現代美術館、箱根芦ノ湖成川美術館、山種美術館、MOA美術館、愛知県美術館、新見美術館、
在仏日本国大使館公邸、在英国日本国大使館公邸、OECD日本政府代表部、外務省、成田国際空港、 他多数
1941年 東京都に生まれ、5歳で愛知県に転居
1961年 愛知県立旭丘高等学校美術科卒業
1965年 愛知大学卒業
1977年 創画展創画会賞、春季展賞受賞(~1988年)
1980年 第2回セントラル日本画大賞展優秀賞受賞
1988年 第1回MOA岡田茂吉賞優秀賞受賞
1989年 第10回山種美術館賞展大賞受賞
1993年 「平松礼二展 路-旅、そして夢」(箱根 芦ノ湖 成川美術館)
1994年 多摩美術大学教授就任(~2005年)
1996年 映画「眠る男」絵画担当(小栗康平監督作品)
1998年 「平松礼二展」(韓国ジャパンウィーク/外務省)
1999年 「印象派・ジャポニスムへの旅 平松礼二展(全国巡回/中日新聞社、新潟日報社他主催)
2000年 「文藝春秋」1月号より表紙画担当(~2010年12月号まで)
第12回MOA岡田茂吉賞大賞受賞
2002年 奈良薬師寺天井画制作
『日本画から世界画へ 平松礼二・千住博対談集』(美術年鑑社)刊行
2004年 愛知大学創立50周年記念ステンドグラス制作
「文藝春秋表紙画を中心に-平松礼二展」(山種美術館)
2006年 町立湯河原美術館 平松礼二館開館
2011年 「美の巨人・平松礼二展」(箱根 芦ノ湖 成川美術館)
「画家50年の軌跡 平松礼二展」(名古屋市美術館)
2013年 「平松礼二 睡蓮の池 モネへのオマージュ」展(仏・ジヴェルニー公立印象派美術館)
「日曜美術館『命めぐる睡蓮の庭 平松礼二 モネとの対話』」(NHK)
2014年 「平松礼二 睡蓮画 モネへのオマージュ」展(独・ベルリン国立アジア美術館)
2015年 「尾形光琳300年忌記念特別展 燕子花と紅白梅 光琳アート 光琳と現代美術」に出品(MOA美術館)
「平松礼二・森口邦彦展」(MOA美術館)
2016年 「モネとジャポニスム」(PHP新書)出版
2017年 「平松礼二 世界を魅了するジャポニスム」展(箱根 芦ノ湖 成川美術館)
愛知大学名古屋校舎グローバルコンベンションホールに壁画完成
町立湯河原美術館名誉館長就任
2018年 「平松礼二 イン ジヴェルニー」展(仏・ジヴェルニー公立印象派美術館)
2019年 ゆりかもめ新橋駅に、原画・監修のステンドグラスが完成
2021年 フランス共和国 芸術文化勲章シュヴァリエ受章
2022年 全長90mの14点からなる屏風連作「睡蓮交響曲」がフランス公立ジヴェルニー印象派美術館に収蔵
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