■ 平松礼二展 花・かざり Japonism 2012 2012年9月8日(土) - 9月21日(金)  / 銀座本店

平松礼二 「ジャポニスム モネの池柳図」 日本画65.2×32.7cm平松礼二 「日本の祈り」 日本画180.0x85.0cm平松礼二 「倣・光琳燕子花図」 日本画65.2×32.7cm

*掲載写真は作品の一部です。各画像をクリックすると拡大します。

平松礼二展 花・かざり Japonism 2012

「画家と庭」発刊記念

2012年9月8日(土) - 9月21日(金)  午前11時-午後7時 日祝休廊 / 銀座本店

このたび、ギャラリー桜の木銀座では、書籍『画家と庭』の刊行を記念し、平松礼二新作個展を開催いたします。

日本の誇る美を見つめ、強く圧倒的な世界観であらわす平松礼二ならではの「江戸・ジャポン」の世界と、2012年の今年、あらたに向かう「印象派・ジャポニズムへの旅」の世界。最新作30余点をどうぞお楽しみください。


『今年、新たな気持ちで、印象派・ジャポニズムへの旅のシリーズに向かいました。
発表から14年を経て、モネの庭にも、モネの絵画にも、日本の美の本質にある
“かざり”の美と同じものを実感しています。日本美の特質には世界性がある。
この確信は年々深まりを見せています。』
― 平松礼二


【画家と庭】 

求龍堂刊 著:平松礼二・平松裕子 156頁オールカラー ¥2800+税

本展と同時に、奥様と初の共著となる、写真集が刊行となります。
 自然と一体となった作品づくりを実現するため、軽井沢のアトリエがある広大な敷地に、10年前から多くの草花を育てている、平松礼二・裕子ご夫妻。四季折々に、色とりどりの花が咲き、鳥や虫たちが生活圏をつくっています。
『いつでも、画材となるお花をたやさぬように』と静かに画家・平松礼二を支えてこられた、裕子夫人が育む庭のすがたを記録した大量のカラー写真と、一緒に試行錯誤をして庭を育て上げ、描いてきた平松先生の文章や素描が掲載。この一冊には、ご夫妻の花と向き合い、真の姿を描き出そうとする真摯な画業がまとめられています。(9月より各書店で発売予定)

平松 礼二

平松 礼二

Hiramatsu Reiji

1965年、愛知大学卒業。横山操に憧れて画家を志し、氏が所属していた青龍社に高校在学中から出品、入選を重ねる。青龍社解散後は創画会を経て無所属で作品を発表。1989年、山種美術館賞展大賞受賞。2000年より11年間「文藝春秋」の表紙画担当。2006年、町立湯河原美術館に平松礼二館が開館。2013年、フランス公立ジヴェルニー印象派美術館が、「平松礼ニ・睡蓮の池 モネヘのオマージュ」展を開催。タブロー、ドローイングを60点収蔵。2014年、ドイツ・ベルリン国立アジア美術館で展覧会開催。2015年、MOA美術館における「燕子花と紅白梅 光琳アート 光琳と現代美術」展に招待出品。2018年、日仏修好通... » 続きを読む