2023.1.20 fri
吉岡耕二先生の作品が本の表紙に!
吉岡耕二先生の作品「composition」が、
アラン・マバンク 著「もうすぐ20歳」(晶文社刊)の表紙になりました。
(2023年2月1日発売予定)
https://www.shobunsha.co.jp/?p=7422
先生が御本の内容に寄り添いイメージを広げそして制作された、先生にとって
初めての抽象表現作品です。
こちらの作品は、現在開催中のニューイヤーサロン展にてご覧頂けます。
皆様のご来廊を心よりお待ち申し上げております。
ギャラリー桜の木 スタッフ一同
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もうすぐ20歳
アラン・マバンク 著 藤沢満子 石上健二 訳
四六判並製 408頁
定価:2,970円(本体2,700円)
出版社 : 晶文社
https://www.shobunsha.co.jp/?p=7422
舞台は1970年代終わり頃のコンゴの大都市ポワント=ノワール。主人公はアルチュール・ランボーの『地獄の季節』を愛読し、ブラッサンスを愛聴する少年ミシェル、12歳。ガールフレンドは愛くるしい同級生のカロリヌ。父親はフランス人所有のホテルで働き、白人客が残した本を家に持ち帰ってくる。母親はもう一人子供をほしがっていて、「お腹を開く鍵」はミシェルがもっていると呪術師が告げる。飛行機が頭上を横切り、ミシェルと年上の友人ルネスは着陸する国を夢見ている。自国はマルクス・レーニン主義一党独裁体制。ラジオからはテヘランアメリカ大使館人質事件、イラン皇帝シャーの死などのニュースが流れる。少年ミシェルの周りにおこる数々の波瀾、ユーモラスな出来事、不思議な経験を作家アラン・ マバンクは淡々と暖かい眼差しで描いていく。幼年・青春の思い出を下敷きにした感動の自伝小説。