阪本トクロウ 作品
阪本トクロウ 作品
阪本トクロウ 作品
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阪本トクロウ 2001−2009  2009年7月3日(金)〜7月20日(月) ギャラリー桜の木 軽井沢店




阪本トクロウは、発表を開始してたったこの9年の間に一躍衆目の的となったアーティストです。彼の作品は、現代私たちを取り巻く世界の一断面を示してくれます。観る人にとってのイマジネーションの窓。そしてあるときは、観る人の思考を停止させ、静かな休息をもたらす絵画。日本人の誰もが持つ既視感を通して、瞬時に私たちを広い場所へと連れて行くのです。

本展『阪本トクロウ2001-2009』は、過去阪本が発表してきたシリーズを初めて一堂に会するという若手作家としては異例の回顧展となります。

何も描きたいものが見つからなかったとき、その空白を描こうと思ったという初期作品《zoo》《daily life》、クレーンを描いた《風景》、山梨県立美術館で発表された《space》シリーズ、《バード》《山水》、流れ去る時間の風景《呼吸》シリーズ、近作の公園の遊具を描いた《エンドレスホリデイ》最新作《sky》に加え、新たに挑戦した銅版画まで新作、未発表を含む約40点をご覧戴けます。阪本トクロウの独特な“間”がもたらす特別な感覚をどうぞご堪能ください。



ギャラリー桜の木 軽井沢

阪本トクロウ  Tokurou Sakamoto

1975年山梨県生まれ
小学生の頃から画家を志し、1999年東京藝術大学/日本画専攻卒業後、

2001年早見芸術学園・日本画塾卒業。2004年まで千住博画伯の制作助手を勤める。

大木記念美術家助成基金・成果発表個展(2005)、東山魁夷記念日経日本画大賞展
(2006)、VOCA(2008)出品。現代のアートクリエイターの代表として、日本画
の新しい担い手として、名だたるグループ展や国際的なアートフェアに参加、個展多
数。ベストセラーとなった長嶋有の小説のカバーを手がけるなど、各種メディアでも
活躍。阪本トクロウ図録「呼吸」(UTRECHT/2007)刊行。

 


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