木村圭吾 Keigo Kimura
1944年京都府深草生まれ。中学時代から画家を志し山村眞備に入門、高校卒業後は山口華楊に師事、徹底的な写生修行の日々を送る。
20代より無所属で発表することを決意し、「たった一人の美術運動」を標榜。非美術団体の公募展に出品を重ね、1974年シェル美術賞展佳作賞受賞。
1986年東京へ居を移し、生命ほとばしる大作を精力的に発表し続ける。
1987年滋賀県立近代美術館にて個展開催。1989年東京セントラル絵画館での個展「桜花の譜」が大反響を得る。
1991年富士を仰ぐ、静岡県駿河平に画室を構える。1992年箱根・成川美術館にて「ほとばしる生命のたぎり」木村圭吾展開催。倉吉博物館菅楯彦大賞展市民賞受賞。
1999年増上寺天井絵出品。翌年にかけて全国7箇所を巡回した個展は、記録的な動員数を誇った。
2001年、制作に4年の月日を費やした、平安時代創建の大阪の名刹・法楽寺の障壁画が完成。
2002年薬師寺に散華奉納。2003年に開館した。 |