賛歌
敬意
余韻
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銀座本店:篠田桃紅展 心のゆくえ

 

この度、銀座ギャラリー桜の木では、創立22周年を記念して「篠田桃紅展-心のゆくえ」を開催いたします。
一世紀近くの生。アートの潮流の中心を歩いてきた、偉大な女性芸術家がいま思う想い。
2007年最新作20点名品版画10点を展覧いたします。陽の光、風の音、墨に現れる万象の美しさをどうぞ会場にてお楽しみ下さい。
 

篠田桃紅 TOKO SHINODA

- 略歴 -

1913年旧満州(現中国東北部)生まれ。
本籍・岐阜、現在東京都港区在住。

五歳で墨に親しみ、十四歳で墨の美しさに魅かれ、三十代で既成の書のかたちにとらわれない、墨による抽象画を確立。
万国博覧会の日本パビリオンへの出品等で日本代表として活躍、戦後すぐに単身渡米、舞台は世界へ。
1956年以降、アメリカ・ヨーロッパで数多くの個展を開催。瞬く間に高い評価を受け、現在まで日本国内のみならず世界でも第一線をあるいてきた。
2006年ニューズウィーク「世界の最も尊敬する日本人100人」に選出。
海外著名美術館の所蔵数が最も多い日本人芸術家。

墨に親しみ、墨になじみ、墨をたよりにし、 墨に誘われ、操られ、惑わされ、裏切られ、
また墨に救われているうちに私は老いた。 だが、まだ墨とのつきき合いは終わらない。
篠田桃紅
「桃紅-私というひとり」世界文化社より抜粋
  銀座ギャラリー桜の木    


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