篠田桃紅 TOKO SHINODA
1913年旧満州(現中国東北部)大連生まれ。本籍・岐阜、現在東京都港区在住。
5歳で墨に親しみ、14歳で墨の美しさに魅かれ、30代で既成の書のかたちにとらわれない、
墨による抽象画を確立。万国博覧会の日本パビリオンへの出品等で日本代表として活躍、
戦後すぐに単身渡米、舞台は世界へ。1956年以降、アメリカ、ヨーロッパで数多くの個展を開催。
瞬く間に高い評価を受け、現在まで世界で第一線を歩いてきた。
1971年には、「Rosc'71 10人の作家展」にデュビュッフェ、アルテゥング、デ・クーニング、ミラレス、
ミロ、ピカソ、スーラ-ジュ、タピエス、ザオ・ウーキーとともに出品。
1974年には増上寺の為に壁画や襖絵を制作。2003年岐阜県関市役所内に、「篠田桃紅美術空間」開館、
2006年ニューズウィーク「世界の最も尊敬する日本人100人」に選出。海外著名美術館が多数収蔵。
<主な収蔵先>
大英博物館 ニューヨーク近代美術館(Moma) グッゲンハイム美術館 ルクセンブルグ王室
在アメリカ大使館 国立近代美術館 原美術館 日本銀行 汐留コンラッドホテル 等
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