1962年東京都生まれ。
1989年多摩美術大学絵画科日本画専攻卒業。
原初的な自然の気を墨筆の一閃に躍らせ、水墨主体で自由大胆に描く。
筆の動きそのものが自然であるかのような観る者に激しく迫る作品は高い評価を得、
数々の賞を受賞している。
2004年東山魁夷記念日経日本画大賞展大賞受賞。2005年京都迎賓館に作品収蔵。
同年ニュージーランドに長期滞在し、鮮烈な色に目覚める。またこの折に感得した
自然の生命の歓び・輝きが“龍”に昇華、2009年俵屋宗達に倣った「雲龍図」を発表。
画業20周年を迎えた今秋、岡崎美術博物館と練馬区立美術館で美大卒業制作から
最新作までを集めた回顧展が開催されている。
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