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「菅原健彦」展 2008年5月24日(土)〜6月7日(土) 銀座ギャラリー桜の木
 

 かつて、画室から飛び出し外光の下で描いた印象派の画家達のように、水野竜生は風景の中に身をおいて制作しています。
  01年NYで発表となった、佐渡のシリーズは、雪の海岸線を巡りながら描いた作品で、NY・アートインアメリカ誌のエレノア・ハートニー氏に「風景が水野竜生を模倣する」と言わしめました。05年、ギャラリー桜の木 銀座での初個展では、富士の裾野を巡りながら白と赤、たった二色で勢い良く描ききった「富士」は、「山が笑っている」と来場者に活力を与えました。08年3月の北京・中国美術館で発表された人のシリーズは、町を歩く様々な人々の姿を“風景”と捉え、類稀な色感と大胆な構成力で大変な話題となりました。
 今年1月、画家はタヒチに飛びます。タヒチの光、タヒチの風が、どんな作品を描かせたのか。初夏の風薫る六月、45点のタヒチをどうぞ会場にてお楽しみ下さい。


銀座ギャラリー桜の木

水野竜生

水野 竜生 RYUSEI MIZUNO

1964年新潟県柏崎市生まれ。東京藝術大学美術学部日本画科卒業後、
フランスで油絵を、上海で水墨画を学び西洋的かつ東洋的な独自の現代美術を確立。
07年上海美術館で個展、08年北京中国美術館で「芸術家の対話」二人展開催。

Topics

■水野竜生 Exhibition in Beijing
今年3月4日〜10日まで北京・中国美術館にて日中国交回復35周年を記念して「芸術家の対話」展が開催されました。この展覧会は伝統を踏まえながらも、新しい世界を拓く若手作家を日中1人ずつ選び競作する2人展で、日本代表として水野先生が選ばれました。
水野先生が北京の街の人々を生き生きと描いた作品はまるで色彩のオリンピック。毎日1万人以上の来場者がある中で、特に水野先生の展示室は人々の熱気であふれていました。

■図録「RYUSEI BOOK3」刊行
今年もRYUSEI BOOKが完成いたしました。タヒチ展出品作を中心に28点を掲載しております。
水野先生がタヒチの海岸線を辿りながら描かれた風景・木々・人々・花々をお愉しみくださいませ。

■ 「ラジオNIKKEI」に出演

下記URLよりオンデマンド放送中
http://blog.radionikkei.jp/art/

■雑誌「ゴーギャン」に掲載

5月21日発売号に水野竜生先生の記事が掲載 されております。

 



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