■ 田中みぎわ 展 耳を澄ませば月の音が聴こえる 2018年5月19日(土) - 6月4日(月)  / 銀座本店

田中みぎわ「夜と月の呼吸」 25×35cm  墨、胡粉/石州半紙稀田中みぎわ「月の音が聴こえる」 12.5×35cm  墨、胡粉/石州半紙稀田中みぎわ「旅人のこころ」 25×17.5cm 墨、胡粉/石州半紙稀

*掲載写真は作品の一部です。各画像をクリックすると拡大します。

田中みぎわ 展 耳を澄ませば月の音が聴こえる

2018年5月19日(土) - 6月4日(月)  11時~19時 火・祝休廊 / 銀座本店

新しい水墨画の担い手として、注目を浴びる田中みぎわ。
「私は自然の一部でありたい」と語り、雲・風・水・光をテーマに制作している作家が、
漉いたままの紙の美しさに魅せられ、自然の中で生紙に直接描く手法で取り組んでいる近作を中心に30余展を展覧いたします。
 

◇アーティストトーク◇ 5月19日(土)14時~

◇ Artist Talk ◇ 2018.5.19 sat    14:00~

アーティストトークを行います
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます

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初めて月の音を聴いたのは

天草で月を描いていたとき

ちょうど満月に近い月齢だった

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部屋の東と西に大きな窓があって

月が海から出て海へ沈むのを

一晩中窓から描くことができた

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月の光が大気にゆっくりと広がっていき

紙の上にも広がっていった

初めて生紙に親しめた気がした

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このとき初めて月の音も聴いた

月の唄といっても良いような

細い細い旋律の音

ああやっぱり月は唄うんだなと思った

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田中みぎわ

 

田中 みぎわ

田中 みぎわ

Migiwa Tanaka

祈っていると、幽かに地平線がみえてくる。
そしてあたりをみてみれば、
しんとした場所に来る。
ひとりだけだ。しんとした水ぎわ。
それは誰もがなつかしい故郷の風景だ。

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